普通の主婦が調べるブログ

障害のある子を適当に育てる日記

天使ちゃん ダウンちゃん

障害児を抱えている母親どうしであっても、色々と温度差がある。 「障害児」と私は普通に書くけど、頑なに「障碍児」「障がい児」と書く人もいる。 障害があるのは我が子ではなくて、社会だというのも一理あるし、「害」という字はマイナスイメージがあるの…

ロンパース肌着がない

子どもの背が伸びるにつれて困っているのが、股下をボタンで留める「ロンパース」型の肌着のサイズがないということ。 歩けないため床をゴロゴロしていると、どうしても腹が出てしまう。 冬場はもちろんのこと、夏場でも冷房で冷えるから肌着を着せたい。 お…

「障害のある子が『親なきあと』にお金で困らない本」(書籍)

障害者手帳を申請した頃に、とりあえず何か本でも読んでみるか、と購入したのがこの本。 「障害のある子が『親なきあと』にお金で困らない本」渡部伸著(2016年/主婦の友社) 障害児の親の一番に考えるのは 「この子は将来どうなってしまうんだろう」 とい…

深夜にコンビニに来る親子

ジョン・レノンが言った。 「imagine」(想像して)と。 そしたら世界はきっとひとつになると。 「想像力」はバリアフリーを考える上で、なくてはならないもの。 子どもをもってから痛感するようになった。 深夜に子どもをコンビニに連れて来る親なんて、ろ…

ブラックボックス展の痴漢問題

ネットで流れてきたニュースが気になった。 サザエbotの運営者「なかのひとよ」の個展、「ブラックボックス展」に訪れた客の女性たちが、ブラックボックス内で胸を触られたりキスをされたりといった痴漢行為に遭ったという事件。 www.buzzfeed.com てっきり…

福祉関係の雑誌の怪

障害児向けの育児雑誌とか、まあそんな特殊なものはなくとも障害者向けの福祉系雑誌はないものかと探してみた。 すると、全然ない! どうなってんの。 療育園に行けば置いてあるだろうか。探してみよう。 ところで、“福祉系雑誌”で探してみると、驚くほどに…

「可愛いがられる障害者」からの脱却

バニラ・エアが車椅子の障害者に対して、タラップを這って上がらせた、という事件。 朝日新聞が取り上げたことから大炎上となり、バニラ・エアは謝罪し、当該の奄美空港にはアシストストレッチャー(階段昇降機)が導入されることとなった。 とまあ、こんな…

「私は私らしい障害児の親でいい」(書籍)

障害児を生んだ母親の手記というのは、大半が「色々辛いことはあるけど、うちの子に生まれてきてくれてありがとう(ハート)」という自分に酔ったようなポエム調のものが多い。 辟易としている中、出会ったのがこの本。 「私は私らしい障害児の親でいい」児…

障害者の割合(アメリカ編)

日本の障害者は約6%いることがわかった。 じゃあ、アメリカの障害者はどのくらいいるのか? ちなみに、日本の総人口は約1億2700万人。アメリカは約3億2400万人。 U.S. Census Bureau, 2011-2015 American Community Survey 5-Year Estimates (アメリカ国勢…

障害者の割合

一体、今の日本にはどれくらいの障害者が存在しているのか。 人口に占めるその割合を知っている人は少ないように思う。 バスや電車に乗って、たまに車椅子や、白杖をついている人を見かけたり、ダウン症の人を見かけたりするけど、毎日じゃない。 感覚的には…

絶対に母乳が出る、飲める、の嘘

出ないし、飲めねーよ。 インターネットでは、「絶対に誰でも母乳は出るようになる!」「どんな子でも母乳が一番!」なんて話が蔓延している。 そりゃ栄養価や抗体を作るのに、母乳が一番適しているというのはよくわかる。 でも、「誰でも」「絶対に」「でき…

障害児のキラキラネーム

我が子が生まれた時、考えて考えて考えて、名前をつけた。 直接名前を書くことは控えるが、 「知恵をもって人を助ける」 という意味の名前をつけた。 そして、我が子は障害児だった。 身体障害に加えて、知的障害もある。 知恵をもって人を助けるどころか、…

障害児の母

障害児を抱えるお母さんというのは、 「アッパー系」と「ダウナー系」に分かれる。 ダウナー系は、だいたい2割くらいだろうか。 ・私はなんて不幸なんだろう。 ・世間の皆様ごめんなさい、ごめんなさい。 ってな感じで全身にどんよりとした空気をまとい、黒…