障害者の割合
一体、今の日本にはどれくらいの障害者が存在しているのか。
人口に占めるその割合を知っている人は少ないように思う。
バスや電車に乗って、たまに車椅子や、白杖をついている人を見かけたり、ダウン症の人を見かけたりするけど、毎日じゃない。
感覚的には、100人に1人くらいかな?と感じる。
気になったので統計を調べてみた。
内閣府が公表している「障害者白書」の平成25年度版によると、
・身体障害者366.3万人(人口千人当たり29人)
・知的障害者54.7万人(同4人)
・精神障害者320.1万人(同25人)
であり、およそ国民の6%が何らかの障害を有していることになる、という。
(※ただし、平成17年~23年の厚労省資料などを参考にしているようなので、現在の数字は変わっている可能性がある。)
100人に1人どころか、6人だ。
多いな。
35人のクラスなら、2人は障害者、ということになる。
でも、実際にはそんなに見たことがない。
家や施設に引きこもっている障害者や、パッと見ではわからない障害を抱えている人もきっとたくさんいるんだろう。
ちょっとの想像力を働かせて、隣にいる人に優しくできたら、ほんの少しだけ世の中はは良くなるんじゃないだろうか。