障害者の割合(アメリカ編)
日本の障害者は約6%いることがわかった。
じゃあ、アメリカの障害者はどのくらいいるのか?
ちなみに、日本の総人口は約1億2700万人。アメリカは約3億2400万人。
U.S. Census Bureau, 2011-2015 American Community Survey 5-Year Estimates
(アメリカ国勢調査局の2011-2015年米国のコミュニティ調査5年間の見積もり)
によると、
民間人(軍人等除く):3億1151万6332人
障害者:3860万1898人
障害者の占める割合:12.4%
え?高くない?
なんで日本の倍もの障害者割合なの!?
ヨーク大学社会政策研究所のこんなレポートを見つけた。
(抜粋)
アメリカには、障害者の数に関するデータは大量にある。しかし、障害の定義や調査方法の違いにより、障害者数の推定値は350万人から4,900万人にわたる(GAO,1996d)。障害関係の統計は、多くの保健統計や社会統計よりも遅れているという考えもある(障害者委員会,1996)。障害者数の情報を定期的に収集する全国調査はなく、また、上述のことから示唆されるように、合意された統一定義はない。
(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 障害保健福祉研究情報システム
定義によって10倍以上違うって問題多すぎでしょ…。
実は平均すると日本と同じ6%くらいになるっていうオチかもしれない。
仮に6%として、世界の総人口が約69億人いることを考えると、約4億1400万人は障害者ってことになる。
障害者はマイノリティ…って差別されがちだけど、日本の総人口を遥かに超える4億人もいたら「少数派」とはもはや言えない気がする。