相模原障害者殺傷事件の被害者
2016年7月26日に発生した「相模原障害者殺傷事件」。
障害者施設「津久井やまゆり園」で発生したこの事件は、第二次大戦後に発生した国内の事件では最も犠牲者の数が多く、戦後最悪の大量殺人事件として記録される。
逮捕されたのは元施設職員の植松聖(うえまつさとし)、事件当時26歳。
Wikipediaにもこの事件の項目はあるけれど、まだ“被告人”ということで名前は「A」として伏せている。起訴はされたが、裁判は確定していないから、ということだ。
とはいえ、あれだけ報道で名前は流れたので、植松聖の名前を聞いたことのない人の方が少ないだろう。
被告人の素性などに関しては多くの報道がされたが、精神科病院への入院歴やその言動のおかしさから、「犯人も障害者なんじゃ?」との疑惑を持った人は多いだろう。
この辺のことは裁判で明らかになっていくはずなので、置いておくとする。
相模原障害者殺傷事件で注目すべきは、「被害者の名前が報道されなかった」という点だ。
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「障害を持つ息子へ ~息子よ。そのままで、いい。~」(書籍)
7月26日が近づいている。
そう、「相模原障害者殺傷事件」からもうすぐ1年だ。
あの事件の第一報を聞いた時、「殺されたのはうちの子だ」と思った。
とても他人事とは思えず、震えるほど恐ろしく、涙が出てきたのを覚えている。
インターネット上に広がる障害者に対する「ヘイト思想」を目にするたびに、うちの子にナイフが振り下ろされる気がして、その時を境にSNSを辞めた。
我が子は事件とはまったくの無関係だけれど、この事件が私に与えた衝撃はかなり大きかった。
この1年、我が家には色んなことがあった。
痙攣の群発発作を起こして救急車を呼び、何度も入院した。
療育園の医療型の通園に通うようになった。
医療や福祉と繋がりが広がり、障害児を育てているママ友もできた。
子どもの病気や障害を少しずつ家族で受け入れて対応してきた1年だったように思う。
それでやっと、この事件と私なりに向き合おうという気になってきた。
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「『障がいをもつ子の育て方』がよくわかる本」(書籍)
初心者向けという評判を見て購入してみた。
「『障がいをもつ子の育て方』がよくわかる本」川岸恵子著(現代書林)
重度の障害を持って生まれた長男(23歳で死去)を持つ著者が、自身の経験を踏まえて障害者を育てる親に向けて書いた本。
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障害児のためのテーマパーク
夏だ。
遊びに行きたい!
でも行けるところがない!!
夏のレジャーを子どもに経験させたいが、オムツで歩けない、基礎疾患のある子を連れて行けるようなところがさっぱり思いつかない。
プールは障害者云々の前に、オムツの子は行けないし。
調べてみたら、1つ、ここぞというテーマパークを発見した!
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天使ちゃん ダウンちゃん
障害児を抱えている母親どうしであっても、色々と温度差がある。
「障害児」と私は普通に書くけど、頑なに「障碍児」「障がい児」と書く人もいる。
障害があるのは我が子ではなくて、社会だというのも一理あるし、「害」という字はマイナスイメージがあるので嫌悪感を持つ人もいるのもわかる。
私にはその字に特にこだわりがないがこれは本当に個人差だと思うので、好きにすればいいと思う。
ただ、私はダウン症の子を「ダウンちゃん」と呼ぶことにとても抵抗がある。
「脳性麻痺ちゃん」とか「自閉ちゃん」とか言わないのに、どうしてダウン症
の子だけ「ダウンちゃん」なのだろう。
ダウン症の子に明るくて愛嬌のある子が多いのは知っているけど、明るくていい子というのはあくまでも個人であって、「ダウンちゃん」じゃないと思う。
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ロンパース肌着がない
子どもの背が伸びるにつれて困っているのが、股下をボタンで留める「ロンパース」型の肌着のサイズがないということ。
歩けないため床をゴロゴロしていると、どうしても腹が出てしまう。
冬場はもちろんのこと、夏場でも冷房で冷えるから肌着を着せたい。
お腹が出ないように股下ボタンのロンパース肌着がベストなんだけど、赤ちゃんサイズしかないため困っている。
我が家から行ける範囲の店では
・西松屋:80センチ
・ベビザラス、ユニクロ:90センチ
・赤ちゃん本舗:95センチ
まで、というのが私調べ。
ググってみたら、どうやら同じようなことで悩んでいる人はたくさんいる模様。
そして、「ロンパース100センチ」では見つけられなかったが、「障害児 肌着」で検索するといくつか出て来る。
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